【ヒプマイ】セカンドバトル決勝戦の優勝結果を予想してみた

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ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- 7th LIVEが終わり、9月8日からは2次投票であるCD投票が始まり1週間が経ちます。中間発表があるまで、具体的にどのくらい票数を獲得しているのか気になりますよね。

そこで、この記事ではどのディビジョンに票が集まりそうなのか、楽曲の内容やストーリーを振り返りながら個人の観点で考察・分析をしていきます。

ヒプマイセカンドバトルFinal中間発表の結果はコチラの記事から確認!

目次

セカンドバトル決勝を制するのはどのディビジョン?結果を予想してみた。

結論から言うと、セカンドバトルを制するのはシブヤ・ディビジョン「Fling Posseフリング ポッセ」なのではないかと予想します。

投票の結果を左右するのは主に3つの要素が関係しているのではないかと考えています。3つの要素とは「メッセージ性」「ストーリー性」「戦略性」です。

まず、メッセージ性についてですが、ラップバトルの大きな見どころである韻を踏みつつ、自分の想いをどれだけ込めているのかが投票先を決める大きな要因の一つと考えられます。楽曲によってはディスり合いがどれだけ白熱して、どちらに説得力があったのかで投票先を決める人もいるでしょう。

次にストーリー性ですが、ファイナルバトルではドラマパートは収録されていません。そのため、今までのドラマパートでのストーリーを踏まえながら、各チームがどのような気持ちでバトルに挑んでいるのかを踏まえて投票する人もいるでしょう。

最後に戦略性ですが、この点に関してはコンテンツの性質上「どれだけ多くの票を入れられるのか」で勝敗が決まるので、正直なところ投票した人数ではなく、どれだけ多くの投票権を獲得して投票できるのかがカギになっているため、結果を左右する最も大きな要因の一つといってもいいでしょう。

投票結果を左右する3つの要素
  1. ドラマトラックによるストーリー性
  2. 楽曲のメッセージ性
  3. 戦略性

投票期間はいつまで?

まずは投票期間をしっかりと確認しておきましょう。せっかく投票権を獲得しても、締め切りぎりぎりになって投票しようと取っておいた結果、操作がうまくいかなかったり投票期間を忘れてしまうと1票にもなりません。その1票が勝敗を大きく左右することも考えられますので、余裕を持った投票を行いましょう!

ちなみに私は投票コードの申請を忘れていて、サポートセンターに問い合わせているうちに1次投票のチャンスを逃しました。このような失敗をしないよう、皆様お気をつけください……!

種類時期
1次投票ライブ投票投票終了
2次投票CD投票9月28日23:59まで
3次投票VRバトル投票10月16日19:30~11月14日 23:59

セカンドバトル結果発表の報告会はいつ?

次にセカンドバトルの報告はいつあるのかを確認しておきましょう。特に中間発表は、最後のVR投票に向けてどこまで追い上げるべきかを見極める指標にもなりますので要チェックです!

配信はABEMAで独占配信される予定ですので、しっかりとアプリやブラウザの準備をして結果を見守りましょう。

種類時期
中間発表10月16日19:00~19:30
最終結果発表11月28日19:00~20:00

投票の結果を左右する3つの要素から優勝チームを考察

投票の結果を左右するのは主に3つの要素が重要になってくるのではないかと考えます。冒頭でも述べましたが、投票の結果を左右する要因は以下の3つの要素ではないかと考えられます。

投票結果を左右する3つの要素
  1. ストーリー性
  2. 楽曲でのメッセージ性
  3. 戦略性

①ストーリー性

ファーストバトルではバトルCDにドラマトラックが収録されており、ドラマトラックのストーリーを加味した投票を行った方もいるでしょう。しかし、今回は楽曲のみが収録されています。

ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-
2nd Division Rap Battle
『Buster Bros!!! VS 麻天狼 VS Fling Posse』

【 収録内容 】
M1.「SHOWDOWN」
作詞:kj・invisible manners(平山大介・福山 整)
作曲・編曲:Dragon Ash

M2.「Hoodstar +」
作詞・作曲・編曲:invisible manners

M3.「2nd D.R.B NON-STOP DIVISION MIX」

そのため、今までのストーリーと歌詞の内容を照らし合わせながら投票先を決める人もいるのではないでしょうか。ストーリーの振り返りについては長くなりますので詳細を省きます。詳しく知りたい方は「合わせて読みたい」からどうぞ。各チームが勝ちたい理由として簡単に言うと以下のようにまとめられます。

それぞれに勝ちたい理由がありますが、その中で緊急性が高くリーダーとチームメンバーとの勝ちたい目的が若干ばらつきが見られる中で、Fling Posseのリーダーもチームメイトも合わせて「乱数の命を救いたい」という理由が一致していることが今回の投票の要因として大きく左右するのではないかと考えました。

②楽曲内でのメッセージ性

まずは楽曲内でのメッセージ性についてですが、各チームが楽曲内で「何を主張し表現するのか」が今回の楽曲のテーマになっているのではないかと思います。そのためにもある程度のストーリーを把握しておく必要がありますので、各ストーリーと照らし合わせながら楽曲内でのメッセージ性について考えていきましょう。

楽曲内でのパートは主に3つに分かれています。「麻天狼 vs Buster Bros!!!バスターブロス 」「Fling Posseフリングポッセ vs 麻天狼」「 Buster Brosバスターブロス!!! vs Fling Posseフリングポッセ」と各チームごとにバトルパートが決まっています。各パートごとに区切ってメッセージ性について考えていくと、こちらもFling Posseフリングポッセ」のメッセージに一貫性があるのではないかと考えました。

麻天狼 vs Buster Brosバスターブロス!!! パート

どちらも年齢差を意識した切り返しが印象的だったように思います。麻天狼は「大人として指針となり導く存在」として Buster Brosバスターブロス!!! に言い聞かせるように対峙していましたが、 Buster Brosバスターブロス!!! は「子供だからこそ日々成長し続け、自分たちの力で道を切り拓いていく」ことを主張します。

このパートの最後には

OK ブクロ西口 世界の中心!

SHOW DOWN(ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- 2nd Division Rap Battle 「Buster Bros!!! VS 麻天狼 VS Fling Posse」)

そんな言葉で一郎が締めくくります。 今まで自分たちの力で生きてきたBuster Brosバスターブロス!!! だからこそ響く力強い主張ですね。

Fling Posseフリングポッセ vs 麻天狼 パート

次に Fling Posseフリングポッセ vs 麻天狼 のパートに移りますが、元々因縁の相手であったこともあり、どちらもやや攻撃的な内容が含まれていたように感じました。Fling Posseフリングポッセは今までとは違い、一貫して「乱数を救うために、今の Fling Posseフリングポッセ というチームとして立ち向かう」意思を示していました。

一方で、麻天狼は前回王者である余裕も見せながら、「過去と向き合い、乗り越えていくことでライバルですらも救いたい」という麻天狼らしい主張を見せました。

このパートの最後には

シンジュク 痛み打ち克つGroup!

SHOW DOWN(ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- 2nd Division Rap Battle 「Buster Bros!!! VS 麻天狼 VS Fling Posse」)

という寂雷の言葉で締めくくられます。それぞれの抱えてきたトラウマを乗り越えてきた麻天狼だからこそ重みのある主張ですね。

Buster Brosバスターブロス!!! vs Fling Posseフリングポッセ パート

最後に Buster Brosバスターブロス!!! vs Fling Posseフリングポッセ のパートに移りますが、ここではお互いに譲れないものがあるから、自分らしく勝負に挑むといった主張が目立ったように感じられました。 Buster Bros!バスターブロス!! は他のチームにはない強みである「若さゆえの伸びしろと血の繋がりによる強い結束」を武器に自分たちの力で勝ち上がりたい意思を示していました。

一方で、 Fling Posseフリングポッセ「乱数の命を救うためにすべてを賭ける覚悟で挑み、チームで情勢や天命すら変えて見せる」意思を主張していました。

このパートの最後には

永延(とわ)に語り継げ Fling Posse!

SHOW DOWN(ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- 2nd Division Rap Battle 「Buster Bros!!! VS 麻天狼 VS Fling Posse」)

という乱数の言葉で締めくくられます。今のクローンではない乱数として、チームFling Posseフリングポッセとして命を繋ぎ乗り越えていきたい強い意志が感じられますね。

全体を通して

Buster Bros!!! は、全体の中でも経験値が浅く、まだ発展途上であることを全員が理解したうえでの戦略として【成長】を大きなテーマとして各チームに切り返していたように思います。もちろん、ストーリーの中での出生の秘密であったり、ライバルである左馬刻との対立であったり、大きな過去や問題はまだまだ背負っていますが、それすら自分たちの力で乗り越えて見せるといった強い意志を示していました。

麻天狼は、前回王者としての余裕のある切り返しをしつつも、相手をも掬い上げる【救い】をテーマに切り返し、相手を救うことで自分たちの過去も乗り越えていくことを主張していたいように思います。

ただし、 Buster Bros!!! にも Fling Posse にも自分たちで乗り越えるからこそ意味があると最終的に切り返されていることに加え、今回は一二三の過去に加えて乱数や衢など向き合うことが多すぎて全体的に主張がぼやけているように感じられました。

Fling Posse は、最初から最後まで一貫してチームとして乱数を助けるためにチームメイトを【信じる】ことをテーマに切り返していたように感じます。もちろん、 Fling Posse でも帝統と乙統女の関係性であったり、幻太郎の兄の件について問題はまだまだありますが、今大会については全員が「乱数の命を救う」ことを一つの目的として挑んでいるのでメッセージ性についても他のチームと比べて説得力があるように感じられました。

そのため、今後の目的がはっきりしているFling Posse に票が多く集まるのではないかと予想しました。

③戦略性

純粋にストーリーや楽曲の内容のみについて考察するのであれば、この章は必要はないのですがこのコンテンツのシステム上、勝敗は「いかに多くの投票権を確保し、勝たせたいチームに対して票を入れるのか」が大きなカギになっています。

そのため、推し投票以外でどのチームに票が集まるのかを予測し、どれだけの投票権を獲得すればいいのかある程度の目安は知っておきたいですよね。そこで、この章では現状どのチームが有利と考えられるのかを考察していきます。

現状を把握する

チームに投票した後は以下のようにSNS上でも報告ができるようになっています。

もちろん、投票しただけでSNS上では報告しない、デフォルトの応援メッセージ以外で自分でメッセージを変えて送信する人もいるでしょう。そこで、基本的にチーム名を一緒に投稿すると仮定してどのチームに注目が集まっているかを予想していきます。

そこで、Yahoo!リアルタイム検索を利用して各チーム名ごとに、CD発売日からどのくらいツイートされているのかを調べてみました。発売日は2021年9月8日からの投票が始まって1週間のキーワードの総数を見比べていきましょう。

現状有利なのはどのディビジョン?

各ディビジョンごとのキーワードのツイート件数のみを見てみると、麻天狼「5,465件」、Fling Posse「4,414件」、Buster Bross!!!「3,185件」の順で麻天狼のチーム名が一番多くツイートされています。ただし、Buster BrossやFling Posseの場合は、「バスブロ」「ポッセ」など応援メッセージを変えて投稿している可能性があるのでチーム名のツイート数だけがすべてとは言えなさそうです( 2021年9月8日 時点)。

Buster Bross!!!

Fling Posse

麻天狼

一方で「麻天狼」は日本語表記のため、英語表記に直す手間が無くそのまま投稿できることがチーム名のツイート数の伸びにも影響していることが考えられます。しかし、応援メッセージをチーム名、推しキャラ名などに変換してメッセージを送っていることも考えられます。それらを一つ一つチェックすることは難しいため、デフォルトの応援メッセージである「チーム名+投票しました( 2021年9月8日 時点)」で検索をかけてみました。

Buster Bross!!! +投票しました

Fling Posse +投票しました

麻天狼+投票しました

こちらは「FlingPosse」「麻天狼」「 Buster Bross!!! 」の順でツイート数が多いことがわかります。このことから、デフォルトの応援メッセージに焦点をあてて考えてみると FlingPosse が有利であることがわかります。また、「麻天狼」と「バスブロ」にはツイート数にほとんど差が見られません。チーム名のみの総数と、「チーム名+ツイート数」の総数のみを照らし合わせて考えてみると、二次投票の途中段階ではFling Posseが優位のように見受けられます。

では、三次投票が始まった11月7日時点のツイート数の結果を見てみましょう。状況が一転し、「麻天狼」「 Fling Posse 」「 Buster Bross!!! 」の順でツイート数が変化しています。そのため、第三次投票の途中経過を見てみると麻天狼が優位に変化していることがわかります。

Buster Bross!!! +投票しました

Fling Posse +投票しました

麻天狼+投票しました

しかし、ツイートで投稿されているメッセージ数はごく一部と考えたほうがいいでしょう。例えば、1人で50枚のCDを購入した人が50枚分の応援ツイートを投稿するのは手間ですから、ツイートせずに黙々と投票していることが考えられますよね。

勝負は最後までわからない!?中間発表からの大どんでん返しの可能性アリ!

ファーストバトルで麻天狼が逆転を果たしたBad Ass Temple vs 麻天狼を例に振り返ってみると、 Bad Ass Temple は2次投票までは逃げ切ったものの中間発表後の麻天狼ファンの追い上げがすさまじく3次投票で負けてしまいました。このことからも中間発表後の追い上げで結果が大きく変わっていく事が予想されます。

投票時期/チーム名Bad Ass Temple 麻天狼票差
1次投票32,88120,146-12,735
2次投票42,20754,074-11,867
3次投票69,32384,641+15,318
total144,411158,881+14,470

特に注目すべきはVR投票での追い上げの仕方です。1次投票の人数を軸にして考えた際に、麻天狼は1人あたりCDでの投票券を2.6枚ほど獲得している計算になりますが、 Bad Ass Temple は1.2枚ほどでした。そこからVR投票に移り、VR投票の投票券獲得数は麻天狼が4.2枚、 Bad Ass Temple が2.1枚と倍以上の投票券を獲得していることがわかります。

※想像しやすくするために1人あたりの計算として考察しましたが、実際は特定の一個人が何枚も購入する世界です。あくまでも参考程度にお考え下さい。

その結果、 Bad Ass Temple は負けてしまったので、VR投票でかなりの票が動くことが予想されます。現時点ではFling Posseが優位なのではないかと予想していますが、中間発表後の追い上げが勝敗を決する展開も十分にあり得ることでしょう。

CDは1枚あたり2,000円ですが、VR投票に関しては1つの投票権を手に入れるのに1,000円ですから、VR投票はCDに比べて半分ほどの値段で倍の票数を獲得できることが票を動かした大きな要因の一つともいえるでしょう。

まとめ

Fling Posseが優勝するのではないかと予想した3つの根拠
  1. 3チームの中でストーリー中でも楽曲内でも一貫して「乱数の命を救う」という勝つための理由と目的がはっきりしている
  2. メインキャラクターの命運がかかっているので緊急性が高い
  3. 現在の「チーム名+投票しました」のツイート総数は「Fling Posse」が一番多い

以上の3つの理由から「Fling Posse」が今大会の優勝者になるのではないかと予想しました。

しかし、CD購入やVR投票などで1人あたりがいくつもの投票券を獲得することができる投票に移行した現在、追加でCDを購入して投票券を追加で獲得する「追いCD」により今後も大きく投票差が揺れ動くことが考えられます。そのため、中間発表を終えて優位だったチームだとしても追い抜かされる可能性は十分に考えられます。

実際、 Bad Ass Temple は2次投票により差を縮められ、3次投票で一気に追い抜かされました。最後まで気が抜けない状況となりそうです。

ABEMAでは10月16日に中間発表が独占生配信される予定となっています。今後の結果をしっかりチェックして、引き続き応援していきましょう!

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この記事を書いた人

4年制大学の心理学科を卒業。
映画やアニメ、漫画をこよなく愛するサブカル好き。
多くの作品に触れることは心や人生観を豊かにすることを信条に情報をまとめて提供しています。

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