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【ネタバレあり】「ノートルダムの鐘Ⅱ」のあらすじは?評価や感想を紹介

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Disney The Bells of Notre Dame2 Synopsis Consideration

ディズニー作品「ノートルダムの鐘Ⅱ」は、前作「ノートルダムの鐘」の続編として描かれたディズニーオリジナル作品です。

今作は春のパリで行われる愛の祭り「ジュール・ダムール」で鳴らされる真実の鐘「ラ・フィデル」をめぐる大騒動が巻き起こります。

この記事では、ノートルダムの鐘Ⅱに関するあらすじから評価や感想、考察まで詳しく紹介しています。

どんな話なのか気になる方や、評価が気になる方はぜひ最後まで読んでみてくださいね!

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目次

ディズニー作品「ノートルダムの鐘Ⅱ」のあらすじ

監督ブラッドリー・レイモンド
年齢区分PG(保護者の判断が必要)
ジャンルOVA、ミュージカル、ロマンス、アクション&アドベンチャー
公開年月日2002年
上映時間66分
原題The Hunchback of Notre Dame II

前作「ノートルダムの鐘」で街の人々から受け入れられたカジモドは、春の街で堂々と「ジュール・ダムール」といわれる愛の祭りの準備を手伝います。

ジュール・ダムールは、ラ・フィデルと呼ばれる鐘の内側に金銀宝石がたくさんちりばめられた美しい鐘を、カジモドが鳴らしている間に好きな相手の名前を大声で叫ぶことでカップルが愛を確認し合う祭りです。

自分には縁のない話だとあきらめていたカジモドは、エスメラルダとフィーバスの息子・ゼファーと一緒にお祭りを見て回って楽しむことにします。

街ではサーカスや歌や踊りで大盛り上がり!

しかし街に来ていたサーカス団は、手品で人々の目を引き付けているうちに盗みを働く盗賊団でした。

カジモドはサーカス団の一員であるマデリンに恋をします。

マデリンは心優しい女性でしたが、6歳の頃に出来心で盗みを働いたところをサーカス団の座長・サル―シュに捕らえられ、弱みを握られた状態でサル―シュのアシスタントとして働いていました。

サーカス団の狙いは、愛の祭りで鳴らされる高価な鐘を盗むこと。

サル―シュはマデリンにカジモドをたぶらかして鐘の場所を聞き出して来いと命じます。

サル―シュにバカにされ続け、自信のない人生を歩んできたマデリンでしたが、カジモドだけが本当の自分を見てくれたことに感動し、互いに惹かれあいます。

しかし、とうとうラ・フィデルの場所を突き止めたサル―シュに鐘を盗まれ、人質としてゼファーが捕まってしまうのでした。

果たしてカジモドはゼファーを救い、マデリンと結ばれることができるのでしょうか。

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ディズニー作品「ノートルダムの鐘Ⅱ」のヒロインや悪役は誰?

ここでは「ノートルダムの鐘Ⅱ」のヒロインや悪役、新しく登場する主要キャラクターが3名登場します。

ディズニー作品「ノートルダムの鐘Ⅱ」の新キャラクター
  • 悪役:サーカス団の座長・サル―シュ
  • ヒロイン:マデリン
  • エスメラルダとフィーバスの息子:ゼファー

悪役:サーカス団の座長・サル―シュ

サル―シュは頭のてっぺんが禿げており、おなかもぽっこりとした中年の男ですが、顔立ちは整っているので、カツラとコルセットで見た目を整えて見た目をごまかしています。

うぬぼれやで自分の姿が大好きなナルシストとして描かれています。

サル―シュが舞台の準備をする専用の天幕には、自分の肖像画が天幕を取り囲むように並んでおり、スイッチを押すとすべて鏡に変わって今度は実際の自分の姿を確認するほど。

得意の手品で人々の視線を集めて気をそらしているうちに、手下に街の人々の金品を盗ませます。

サル―シュの目的は、ジュール・ダムール(愛の祭り)のために表舞台に出る美しい鐘(ラ・フィデル)

サーカスの看板娘として弱みを握って支配していたマデリンに、「カジモドをたぶらかしてラ・フィデルの場所を聞きだせ」と命じて盗もうとします。

ヒロイン:マデリン

金髪ショートカットの、笑顔が魅力的な明るい女性。

6歳の頃に食べるものがなく、生活に困っていたことからサル―シュの金品を盗もうとしたところを捕まって以来ずっとサーカス団のアシスタントとして働いています。

外見は美しく愛想がよいのですが、得意と言えることがなくサル―シュからもバカにされ続けて育ったことから自分に自信がありません。

せめて何かできることを見つけたいと綱渡りの練習を続けていますが、サル―シュからは余計なことをせず、ただお飾りとして隣でにっこりと笑っていろと嘲笑われてしまいます。

パリの街では、カジモドをたぶらかして盗みの目的であるラ・フィデルの場所を聞き出せと命令されますが、盗みに加担するのが嫌になっていたことに加え、外見は醜くとも心の優しいカジモドに次第に惹かれていきます。

エスメラルダとフィーバスの息子:ゼファー

前作「ノートルダムの鐘」で結ばれたエスメラルダとフィーバスですが、ノートルダムの鐘Ⅱでは息子がおり、三人で暮らしています。

見た目はフィーバスに似ていますが、偏見に捕らわれないところや好奇心旺盛な性格は、エスメラルダ譲りなところがある少年。

ゼファーは面倒見がよく優しいカジモドが大好きです。

ジュール・ダムールに来ていたサーカス団の盗みの現場を目撃し、どこに行くのか居場所を突き止めようと潜入しますが、見つかって人質にとられてしまいます。

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【ネタバレ】ノートルダムの鐘Ⅱの結末

カジモドは、盗まれた鐘と人質にとられたゼファーをマデリンと協力して取り戻すことに成功します。

予定通りジュール・ダムールが行われ、カジモドも「ラ・フィデル」を鳴らす役としてカップルたちを祝福していました。

その後、カジモドはマデリンと結ばれて今度は自分自身が愛を知り、街もカジモドの恋の成就を祝福してハッピーエンドを迎えます。

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ディズニー作品「ノートルダムの鐘Ⅱ」の評価や感想は?

ここではノートルダムの鐘Ⅱの評判や感想を紹介しています。

良い評価として、「カジモドも幸せになれるハッピーエンドが見られてよかった!」という声が目立ちました。

悪い評価として、「OVAとして作られていることもあり物足りなさや、作画の荒さが気になった」という声が見られます。

良い評価悪い評価
・カジモドが幸せそうでよかった!
・ヒロインが魅力的!
・ハッピーエンドでありながら、人間らしい苦悩もしっかり表現されている
・前作の方が魅力的に感じた
・ヴィランとしては前作・フロローの方が魅力的
・作画が粗い

ディズニー映画「ノートルダムの鐘Ⅱ」の良い評価や感想

ディズニー映画「ノートルダムの鐘Ⅱ」の悪い評価や感想

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【考察】ディズニー作品「ノートルダムの鐘Ⅱ」の伝えたかったこととは?

ここではディズニー作品「ノートルダムの鐘Ⅱ」が伝えたかったことを考察しています。

あくまで一個人の考察であることに加えて、ネタバレを含むことをご理解の上お読みください。

【考察】ディズニー作品「ノートルダムの鐘Ⅱ」の伝えたかった4つのこと
  • 人に対して誠実に接すること
  • 偏見や過去にとらわれずに人と接することの大切さ
  • 奇跡は自分で行動して起こすものであること
  • 鏡に映る姿だけが真実とは限らないこと

人に対して誠実に接すること

ノートルダムの鐘Ⅱの一番大きなテーマは「誠実性」ではないでしょうか。

愛の鐘「ラ・フィデル」は「誠実の鐘」ともいわれています。

外側は他の鐘と同じように古びて見えますが、内側に宝石がちりばめられていて美しく、まるでカジモドの内面を表現しているようです。

また、ジュール・ダムールの主役としてラ・フィデルが鳴らされることからも、愛する人の名前を祝福するだけではなく、相手を偽りなく誠実に愛することを誓う儀式であるとも捉えることができます。

カジモドの見た目ではなく内面を愛したマデリンが結ばれたことから、見た目や偏見に捕らわれず、誠実な心で人を愛することの大切さが感じられます。

偏見や過去にとらわれずに人と接することの大切さ

ラ・フィデルを盗むためにパリの街を訪れていたサーカス団に大喜びするゼファーを他所に、フィーバスはあまりいい顔をしません。

むしろ「怪しいら奴だ。まるで……」と妻であるエスメラルダの前で言葉を詰まらせます。

その先を「ジプシーみたいだから?」と、エスメラルダに問い詰められたフィーバスは、「いや君とは違うよ!」と大慌てで否定します。

しかし指摘されたことは図星であったようで、元々ジプシーだったエスメラルダを怒らせてしまいます。

サーカス団もジプシーも様々な街を転々として人々を楽しませたり、行く先々で生計を立てたりしていますが、「よそ者」であることから偏見や差別の対象として見られていることは変わっていないようです。

やがて終盤に差し掛かると、ラ・フィデルの盗みを目撃したゼファーがサル―シュに人質に取られてしまいます。

すでに盗みを助けた疑いでとらえられていたマデリンでしたが、「私ならサル―シュを止められる!ここから出して!」と訴えますが、信じてもらえません。

カジモドもマデリンに騙されたと思い込んでいることから、協力することを迷います。

しかしマデリンから「本当の私を見て!」と訴えられ、真剣なマデリンに胸を打たれて協力してゼファーを助けることに成功します。

偏見や過去にとらわれて、マデリンと協力しなければゼファーを助けることはできなかったでしょう。

奇跡は自分で行動して起こすものであること

街のカップルたちにあこがれを抱きつつ、外見の醜さから自信がなく、「僕に恋人なんてできるわけない」と諦めていたカジモド。

マデリンに恋をした後も勇気が出ずに悩んでいましたが、いつも一緒だった3体の石像から「奇跡を待つのもいいけれど、自分で奇跡を起こすこともできる」と励まされてマデリンをデートに誘います。

お互いの過去やコンプレックスを乗り越えて結ばれただけではなく、カジモドとしか話すことができなかったイマジナリーフレンドとしてのガーゴイルの存在に同じく気づくことができるマデリンとの出会いも、奇跡と捉えることができるでしょう。

最後のハッピーエンドを迎えた結末も、カジモドとマデリンの行動力でつかんだ奇跡といえそうです。

鏡に映る姿だけが真実とは限らないこと

ノートルダムの鐘Ⅱでは、鏡が重要な役目を持ってます。

今作の悪役・サル―シュは自分の見た目にこだわりを持ち、いつも鏡で自分自身の姿を見つめてうぬぼれていますが、自分から見た自分の姿しか見えておらず、自分が美しく人気者であると信じて疑いません。

たとえば「サーカスに入ってジャグラーになりたい!」と申し出たゼファーのジャグリングボールに、頼んでいないのにサインをして「人気者はつらい」と立ち去る場面があります。

それは相手が何を求めているのかを見ようともせず、自分の世界観で生きている様子とも捉えることができるでしょう。

結果、ラ・フィデルを盗んで「大金持ちになれる!」と喜んでいたサル―シュでしたが、カジモドやフィーバスにつかまり、カツラもコルセットも取られてみすぼらしい姿で牢屋に入れられてしまいます。

また、サル―シュにラ・フィデルを盗むために、カジモドをだまして場所を聞き出せと命令されたマデリンは、自分の顔が移りこむほどきれいに磨かれたラ・フィデルの内側に、しばらく自分の顔を映して楽しむ場面があります。

やがて映し出された自分の顔が、盗賊・サル―シュの顔に見えてしまいおびえてしまうのですが、それは今から悪事を働く自分の姿が嫌悪していたサル―シュに重なった瞬間ともいえるでしょう。

目に見えているものだけがすべてではないというメッセージ性を感じます。

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まとめ

ディズニー作品「ノートルダムの鐘Ⅱ」は、前作「ノートルダムの鐘」の後日談です。

前作ではヒロイン・エスメラルダと結ばれなかったカジモドですが、今作のヒロイン・マデリンに新たな恋をします。

カジモドがハッピーエンドを迎える最後は、前作でしっくりとこない最後と感じた方も安堵と喜びを感じられるでしょう。

ノートルダムの鐘Ⅱが気になる方は、前作とあわせて視聴してみてくださいね!

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